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執筆者の写真杖道同好会 神戸大学

断面が円形の棒状の物体の話


2021年度主将


先日(書き始めた時点では本日)、研究室の論文紹介でずっと気になることがありました。もう一度気になり出したら止まらない。友人の話す内容が一切頭に入らず、そればかり見てしまう。

彼の手に持った指し棒(実際にはプロジェクターの投影スクリーンを下ろすやつ)です。

真ん中あたりで曲がっている。明らかに曲がっている。新品だった頃は、真っ直ぐだったものが人間の重みが加わりでもしたのだろう、曲がってしまっている。あ、あいつ寄りかかりやがった。余計に曲がるぞ。


杖道経験者あるあるかもしれませんが、「目の前の棒状のものがちゃんと真っ直ぐかどうかが気にする」という癖が身についてしまいました。

杖道同好会で頻出する話題に「この杖、曲がっているよな」というものがあります。使い古された杖は経年により、少しずつ曲がってしまうのです。杖が曲がると何がいけないのかは見学に来た人だけに教えるとして、これを多くの杖道経験者が非常に気にします。つい先日の練習でも話題に上がっていました。

ちなみに杖が曲がっているかどうかは簡単に調べることができます。平坦な床で転がすだけです。曲がっていれば回転軸がおかしくなり、ガランガランと杖と床がぶつかる音が出ます。また、杖が曲がらないようにするために使わないときは横たえる(立てかけない)ように教えてもらった記憶があります。

私なんかは鈍感な部類で「気にする」程度で済んでいますが、上級者になると一目見ただけで曲がっているかどうかを判別し「気が付く」ようになります。

多分、今の主将とかも同じく気になると思います。

なぜ、そんなことになったかって?


君が望んでいたからだ…強い力を…。


真っ直ぐかどうかを気にするタイプの人は杖道同好会に一度、見学に来ることをお勧めします。

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